『Mirror』は「アーセナルは、バレンシアが要求する移籍金の額の支払いを拒否している」と報じた。

先日報じられたシュコドラン・ムスタフィのアーセナル移籍。すでに両クラブでは合意が形成されているとも言われ、月曜日には決まるとも伝えられていた。

アーセン・ヴェンゲル監督も『SFR Sports』に対して「ムスタフィは我々が見ている選手の一人である」と明確に答え、もはやこれは確定事項かと思われた。

ところが、その後の報道ではやはり移籍金の問題で交渉が決裂しているようだ。チェルシーのスペイン代表FWペドロ・ロドリゲスを狙っているバレンシアは、ムスタフィの価格を5000万ポンド(およそ63.7億円)に設定したという。

アーセナルは現状で移籍金2500万~3000万ポンド(およそ31.8~38.2億円)の取引を求めており、両者が希望する金銭面での条件に大きなギャップがあるようだ。

また、アーセナルはアトレティコ・マドリーのホセ・マリア・ヒメネスにも問い合わせを行っているとのことだが、ムスタフィ以上に価格は高いことが判明し前向きな動きになっていない。

そして、以前から噂になっていたジョニー・エヴァンズについては、WBAのトニー・ピューリス監督が放出を否定しているとのことだ。

なお、『Calciomercato』によれば、アーセナルが今最も安価なオプションとして考えているのはフィオレンティーナのDFダヴィデ・アストーリであるとのこと。

ただし、彼についてもフィオレンティーナ側は現金化する意思も必要性もないという。

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