『Interviú』は「スペイン代表GKダビド・デ・ヘア、同代表MFイケル・ムニアインをはじめとした数名の性的暴行疑惑事件における調査が終了した」と報じた。
記事によれば、この事件に関しての訴えはすべて却下されることになり、デ・ヘア、ムニアイン、イスコらに対する嫌疑は晴れた形だ。
デ・ヘア、EURO離脱も?性的暴行事件に関与か https://t.co/Wksa8TQYyA pic.twitter.com/8vforvWtxs
— Qoly.jp(コリー) (@Qoly_jp) 2016年6月11日
当該の事件はEURO2016開幕の直前に報じられたもので、2012年に数名の女性が2名のサッカー選手に暴行されたというもの。訴えによれば、それにデ・ヘアやムニアインが関与していた可能性が高いという話だった。
これが有罪であれば暴行に直接関与したムニアインは最大で5年の懲役、斡旋したデ・ヘアには2~4年の懲役刑が言い渡される可能性があると言われていた。
しかし訴えを調査した結果、被害者はポルノ女優や売春婦であり、それらの話を新聞に売り込もうとしていたことも発覚。事件の後にデ・ヘアと友好的なメッセージを交わしていることも不自然であると考えられ、証言の信頼性は疑わしいと判断された。
これによってデ・ヘアやムニアインが裁判に臨む可能性はなくなり、今後問題に発展する可能性も極めて少なくなった。
一時はEURO2016の出場すらも危ぶまれ、ファンからも「起用すべきではない」と言われたデ・ヘア。すべての嫌疑が晴れた今季、更なる活躍を約束してくれそうだ。