昨季ディミトリ・パイエットの活躍もあって上位進出に成功し、今季からはロンドン五輪のメインスタジアムを借りているというウェストハム。大きな飛躍を遂げ、さらにビッグクラブへの道を歩む準備が整った。

ところが、そのディミトリ・パイエットを含めて今夏は怪我人の続出に悩まされている。

  • アンディ・キャロル(膝)
  • アンドレ・アユー(太もも肉離れ)
  • ディミトリ・パイエット(打撲)
  • ソフィアヌ・フェグリ(ハムストリングス)
  • アーロン・クレスウェル(膝)
  • マヌエル・ランシーニ(膝)
  • ドニール・ヘンリー(膝)
  • ジャフラ・サコ(背中)

と実に8名が戦列を離れ、それを補うだけの短期的な補強はさすがに難しい状況にあるのだ。

そして今回、チームではないところで大きな離脱者が出た。それはデイヴィッド・ゴールドとともに共同会長を務めているデイヴィッド・サリヴァンである。

67歳の彼は1994年にも心臓のバイパス手術を受けていたが、今回22年ぶりに胸にメスを入れることになったのである。

そして、デイヴィッド・サリヴァン・ジュニア(息子)が手術から目を覚ました父の写真をSNSに投稿したのだが・・・。

「父は今心臓手術から目を覚ましたばかりだ。すぐに選手と契約するため電話を取った」

もちろんこれはジョークなのだろうが、本当に移籍の噂は多い。特に現在はユヴェントスのイタリア代表FWシモーネ・ザーザの獲得に近づいていると言われ、マーケット終了までには何らかの補強がある見込みだ。

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