今季から工藤壮人が加わったMLSのバンクーバー・ホワイトキャップス。このほど、CONCACAFチャンピオンズリーグで同じくMLSのスポルティング・カンザスシティと対戦し、3-0で勝利した。

工藤も先発したこの一戦で、あるゴールが秘かに話題になっている。前半8分にホワイトキャップスのMFクリスティアン・テチェラが決めた一撃がこれ。

高い位置でパスカットした工藤が右にはたいた後、クロスに飛び込んだのは工藤…ではなくその後ろにいたテチェラ!

GKが触れなかったボールに合わせたというより、そこに“いた”というのが正しいかもしれないがゴールはゴールだ。

そして、実はテチェラの身長は157cm!一説にはMLSで最も小柄な選手とも言われているそうで、そんな彼がヘディングを決めたぞ!と話題になっているようだ。高さのあるヘディングではなかったが…。

そんなテチェラは後半にもチーム3点目となるゴールをマークしている。

スルーパスに鋭く反応し抜け出すと、利き足である左足で冷静にフィニッシュ!こっちが彼本来の形だろうか。

ウルグアイ出身のテチェラは1992年生まれの24歳。地元の名門リーベル・プレート・モンテビデオでデビュー後、レンタル期間を経てホワイトキャップスに加わった。カール・ロビンソン監督も「彼はとても才能ある若手選手だ」と期待しているそう。

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