30日、『Daily Record』は「バレスチナの難民キャンプで過ごしている子どもたちが、ポケットマネーをセルティックに寄付した」と報じた。

先日大きなニュースになったセルティックの活動。チャンピオンズリーグ予選プレーオフのハポエル・ベエル・シェヴァ戦で、サポーターは多くのパレスチナの旗を掲げ、民族紛争への反対を訴えたのだ。

ハポエル・ベエル・シェヴァにはアラブ人選手もおり、特に差別的なクラブではないことは留意しておかなければならないが、イスラエル側のメディアはこれに対して激しい反応を示した。

そして政治的なメッセージであることからUEFAはこれに対しての処分を言い渡すものと考えられており、以前同じ事件を起こした時と同じ1万6000ポンド(およそ204万円)程度の罰金になると思われた。

それに反対するセルティックのサポーターは、その罰金をクラウドファウンディングで調達し、残りはパレスチナに寄付するという活動を立ち上げた。それはあっという間に目標の10倍を超え、大きな反響を呼び起こした。

そして今回アル・ジャジーラTVが発表した映像によれば、なんとパレスチナ難民キャンプでもこの活動に賛同する動きがあり、子どもたちがポケットマネーを寄付しているというのだ。

その箱には『Thanks Celtic』と書かれており、セルティックの継続的なパレスチナ支援に感謝するメッセージも。場所は明らかではないが、おそらくヨルダン川西岸地区であると言われている。

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