ディ・カーニオとアーセナルと言えば、18年前の1998年にこんなことがあった。
当時シェフィールド・ウェンズデイに所属していたディ・カーニオはアーセナル戦でマーティン・キーオンとともにレッドカードを提示され退場に。この判定に激昂したディ・カーニオに突き飛ばされて崩れ落ちるポール・オルコック主審の姿はあまりにも有名だ。
この悪名高き名?シーンを2人は再現したというわけ。ウィンターバーンは冗談交じりにこう述べていた。
ナイジェル・ウィンターバーン
「パオロにやり返すのをずっと待っていた。
ちょっと年を取ったとは思うけど、いい機会だった。
聞いてくれ、実はこの件について事前に話し合っていたんだ。『ちょっくらやってみるか』ってね。
彼はハワード(・ウェブ)にも交ざって欲しがっていた。だが彼はお断りだったよ!(ウェブは突き飛ばされるのを断った?)
今日はチャリティーマッチとしても競技的な試合としても大儀があった。
私はいまだに週2回プレーしているんだ。だが、相当遅くなったし相当老いた。でもまだやれる!」
ウェブまで巻き込んで“完全再現”を狙っていたようだが、それは実現せず。見てみたかった気もするが…。
現在ウィンターバーンは52歳。一方のディ・カーニオは48歳。あれから時が経ち、シャレが通じる関係になったようだ。こういう粋な演出もチャリティマッチの見どころだろう。