『Milannews』は「ウェストハム・ユナイテッドのスラヴェン・ビリッチ監督は、今季獲得失敗した選手たちの原因を明かした」と報じた。
今季からロンドン五輪のメインスタジアムを借り受けることになり、ビッグクラブへの道筋を歩んでいるウェストハム。大きな補強の噂も流れ、ディミトリ・パイェットの残留にも成功。最終的にはアンドレ・アユー(怪我をしたが…)やシモーネ・ザーザを引き入れることもできた。
しかし、スラヴェン・ビリッチ監督はインタビューに対して以下のように話し、ザーザ以外にも多くの選手と接触していたことを明かした。
また、カルロス・バッカについてはオファーを送ったものの、選手側がアトレティコ・マドリーとアーセナルを希望していたことから失敗したと告白している。
スラヴェン・ビリッチ
「今回のマーケットでは、数年前には考えられなかったような選手たちと契約しようとハードルを上げることを試みたんだ。
我々は新しいスタジアムと練習場を見せた。成長の野心も持っている。2~3年前なら、王者たちにとってウェストハムが候補になることすら普通ではなかったんだよ。
我々のリストにはアレクサンドル・ラカゼット、シモーネ・ザーザ、ミシ・バチュアイがあった。しかし、彼らを買うのは厳しいだろうなと思っていたよ。
昨年9月にもザーザは求めていたが、ユヴェントスは彼を売ることに関心がなかった。それからラカゼットに視点を移し、それからカルロス・バッカへと行った。しかし、あのコロンビアのエースにとっては、ウェストハムはファーストチョイスにならなかったんだ。
彼はアーセナルかアトレティコ・マドリーからのオファーを待っていたんだ。そして、最終的にはミランに残ることを決めた。
ただ、我々はザーザを獲得できたのでとても満足しているよ。彼は昨年から我々のファーストチョイスだったんだ」