今夏ユヴェントスから8900万ポンド(およそ117.6億円)もの移籍金でマンチェスター・ユナイテッドへとやってきたポール・ポグバ。当然ながら期待は極めて大きく、クラブの救世主になるとも予測された。

しかし、加入から一ヶ月近くが経った今、そのポグバのプレーには賛否両論が渦巻いている。

リーグ戦ではデビュー戦以降なかなか目立ったプレーを見せることが出来ず、このところはマンチェスター・シティ戦、フェイエノールト戦と「戦術的にフィットしていない」と批判を受けた。

評論家を務めているジェイミー・キャラガーは特に彼に厳しい言葉を述べている人物として知られており、先日も「子供のようだった」と評していた。

彼は『Daily Mail』のコラムで以下のように書き、ポグバをうまく使うには3センターにするしかないと指摘した。

なお、イングランド方面ではユナイテッド加入以前から「ポグバは2ボランチとしては機能しない」という指摘がメディアからあり、これも大きな話題になっていた。

ジェイミー・キャラガー

「ポグバをユヴェントスで見ていた時には、自由に動くことが出来、相手に混乱をもたらしていた。なぜなら、彼はアンドレア・ピルロとクラウディオ・マルキージオに付き添われていたからだ。

彼は守られており、導かれていた。しかし、2ボランチでプレーしていたEURO2016のフランス代表では、彼を見た時に少し残念だった。

モウリーニョはどうするのだろうか?彼は4-2-3-1を使っているが、ポグバはそのシステムで苦しんでいる。ユナイテッドでも、フランスでもだ。

もし4-3-3に戻るのであれば、他の選手に波及してしまう。とりわけ、ヘンリフ・ムヒタリャンやウェイン・ルーニーにはだ。彼らは今10番でプレーしている。

しかし、監督は一人の選手をフィットさせるために変化させなければならないのか?もしそのコストが9000万ポンド(およそ118.9億円)だとすれば、答えは『YES』になるだろう」

【厳選Qoly】東南アジア最強を決める三菱電機カップで日本出身選手が躍動!活躍する日本出身の5選手を紹介