ドイツのハノーファー96から移籍し、2016-17シーズンを新天地のセビージャでプレーする清武弘嗣。リーガ・エスパニョーラ開幕戦となるエスパニョール戦では、1ゴール1アシストで衝撃のリーガデビューも果たした。

日本でリーガ・エスパニョーラを放送しているWOWOWのインタビューでは、6-4と派手な点の取り合いとなった開幕戦について、「セビージャらしい戦い方だったが、なんで点を取られるんだろうなと思っていた」と、自身のゴールよりチームの失点の多さを気にかける。「ミスから2失点だったかな。4失点目は僕のミスもありました。攻撃にリスクを犯して前に行っているので、ボールを取られた時のカウンターを狙われていた」。

それでも、開幕戦のリーガ初ゴールは清武にとって大きなものとなった。「ゴールを取るイメージはしていなかった。チームが勝てればいいと思って試合に臨んだ」。アシストもあり、いい形でデビュー戦を終えたが、「初戦が良かった分、これから求められるところが、すごく大きくなる」と次へ気持ちを切り替えている。

所属するセビージャについて聞いてみると、「いい選手がたくさんいると感じた。代表選手もたくさんいる。ただ、去年から選手も大きく変わっているので、まだ新しいチームという感じはする」。ちなみにチームでスペイン語を全く話せないのは清武だけで、「チームの一体感はあるが、スペイン人、アルゼンチン人、フランス人とグループがある。僕はポツンといますよ(笑)」。

それでもステヴァン・エンゾンジやアディル・ラミといったフランス人は英語を話せるので、近くにいることが多いそうだ。「ステヴァンは優しい。いつも話しかけてくれるので、チームで一番話しているかな」。そのエンゾンジはフランコ・バスケスと並びチームの中心。「196cmであれだけ足元の技術がある選手はなかなかいない。一緒にやっていてすごく勉強になる」。

指揮官のサンパオリ監督については、「走る。とにかく運動量を求める熱い監督。それと監督の隣にコーチがいて、グアルディオラを育てたというフアンマ・リージョ。あの二人はすごい。練習から熱いし、練習中に声が枯れていたから。そのくらい熱い人たち。でも、いい監督といいコーチに巡り合えたと思う」。

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