『Daily Mail』は「ミーノ・ライオラ代理人は、マリオ・バロテッリをミランに移籍させたことは最大のミスだったと語った」と報じた。
ロベルト・マンチーニ体制のマンチェスター・シティでプレーしていたバロテッリは、2013年にACミランへと移籍。その復帰シーズンはそこそこの活躍を見せ、次年度にリヴァプールへと引き抜かれている。
その後の2年のキャリアが大失敗に終わっているというのが多くの人々の見方であり、バロテッリ自身もそう話している。
[Qoly] バロテッリ、リヴァプール移籍を「人生最大の失敗」と語る https://t.co/0CwudefbvI
— Qoly.jp(コリー) (@Qoly_jp) 2016年9月12日
一方、代理人のライオラ氏はむしろシティの退団、ミランへの移籍がミスだったと感じているようだ。
ミーノ・ライオラ
「イタリアはバロテッリにとって適していない場所だった。なぜなら、彼が集めている注目があるからだ。
もし彼がニースで安定したプレーが出来ることを証明すれば――そしてゴールを奪っていけば、プレミアリーグの監督たちにとってどれだけ魅力的な存在になるか、考えてみればいい。来季はフリーエージェントになるのだ。
フランスは彼を必要としていた。ズラタン・イブラヒモヴィッチを必要としていたようにだ。
彼はあのリーグにとって素晴らしいものになる。しかし、彼は間違いなくプレミアリーグへと戻ってくるだろう」
(2013年、シティを離れてミランに移籍して以来、バロテッリは一貫性に苦しんでいる)
「私は、彼に何らかの道筋を与えるべきではなかった。彼がシティを離れることを頼んだときにね。
あれは私がやった最大のミステイクの一つだ。バロテッリは不幸せであったし、私はこう言うべきだった。
『君はクソッタレと思っているのか?今の仕事を好んでいないのか?強くあれ、成長しろ、グズグズ言わずにやるべきことをやれ』と。
私はもっと冷酷に、そして優しくあるべきだった。しかし、私はあまりにも上品であり過ぎた。
サッカーは彼の最優先事項で無くてはならない。最高のアスリートになるためには、多くを犠牲にしなければならない。そして11~12年後、そのバランスを取り戻し、望む人生の道を歩める。
パヴェル・ネドヴェドは私にとって最初の選手だった。成功することに集中しており、彼は模範的で家族的な男だった。
マリオはそこに集中していなかったが、評判を得ていた。評判を得ているのに、信頼性がなかった。それは物事をより難しくする」