『Sky Sports』は「イングランド・プレミアリーグのウェスト・ブロムウィッチ・アルビオン(WBA)は、モロッコ代表FWマルアヌ・シャマフの獲得を断念した」と報じた。
かつてボルドーをリーグアン優勝に導き、その後アーセナルでもプレーしたことで知られる長身ストライカー、マルアヌ・シャマフ。
2013年にはウェストハムにローン移籍し、そしてクリスタル・パレスへ。昨年夏に契約が満了となって退団した後はフリーの状態になっていた。
先日から彼はWBAへの入団を目指してトライアルに臨んでいたのだが、練習試合のデリー・ダイナモス戦ではわずか20分あまりでケガを負い、プレー続行が不可能になっていた。
心労?無職になったシャマフ、悲哀を醸し出す外見に… https://t.co/peDorzLCv0 pic.twitter.com/soLw0Lc0Uj
— Qoly.jp(コリー) (@Qoly_jp) 2016年9月7日
そして先日WBAのトニー・ピューリス監督は以下のように話し、シャマフ、そして元マリ代表MFモモ・シソコの獲得を断念したことを発表した。
トニー・ピューリス
「シャマフとシソコについての決断を下した。二人は離れていったし、彼らの幸運を祈っている。
彼らはここにやってきた。私はもっとシャマフとやっていきたかった。クリスタル・パレスで一緒だったからね。彼は私にとってファンタスティックな男だ。
しかし、彼らを求めた他のクラブがあった。そして我々よりも大きな給与を受け取れる可能性がある場所だった」
なお、両者の今後についてはあまり情報がないものの、シャマフもシソコもできればプレミアリーグでプレーしたいと考えているようだ。