『Cadena COPE』は「バレンシアのMFダニ・パレホは、ファンに侮辱されていたエピソードを明かした」と報じた。
2011年にヘタフェからバレンシアへやってきたパレホ。中心的な存在として長くチームに貢献し続けている選手だ。
今年の夏は彼にセビージャへの移籍の噂が浮上。本人がそれを希望していたものの、クラブの要請によって最終的には残留している。
その際にはクラブと衝突もあったということで、ファンからは大きな批判が寄せられることになった。
22日のアラベス戦で最後のPKを蹴ることを選択し勝利に貢献したパレホは、インタビューに対して以下のように話し、「犬」と呼ばれていたことを明かした。
ダニ・パレホ
「僕が家族とともに街を歩いていると、彼らはこちらに来て叫んだんだ。
『お前は犬野郎だ』と。
僕は堪忍袋の緒が切れた。もはやその場所にいることはできなかったんだ。
しかし、そのようなことをやる人物は、バレンシアのファンでも何でもない。
僕はこのクラブを、ここにいる人々を信頼している。自分がバレンシアにいる最後の日までね。
僕がバレンシアにいて、そして毎日ここでプロとしてプレーできるのは、運命そのものなんだ。したがって、毎日トレーニングを続け、そして努力する。
彼らの侮辱は気にしない。しかし、もしペナルティキックを外していたら、とても悲しかっただろうし、帰りたくなくなっただろうね!
ペナルティキックを蹴ることを決めたのは難しい判断だったよ。しかし、リスクを取ることは好きなんだ」