『Daily Mail』は「前バレンシア監督のギャリー・ネヴィルは、少なくとも5年間は現場に戻らないと話した」と報じた。
昨季、サッカー界で最も大きな驚きを与えた監督人事といえば、バレンシアがギャリー・ネヴィルを雇ったことだった。12月という段階で、監督経験がゼロ、代表コーチとの兼任、しかも外国人でオーナーの友達という人材を引っ張ってきたことは、サッカーファンに賛否両論を巻き起こした。
最終的には全く結果を残せないまま途中就任、途中解任になってしまったギャリー・ネヴィル。サッカー以外にいろいろな事業をやっていることもあり、監督に戻る気はないようだ。
ギャリー・ネヴィル
「私はいつも『決して言わない』と口に出してきた。なぜなら、私のサッカーへの愛は大きすぎるからだ。
しかし、私がコーチングに戻ることはとても難しいだろうと心から信じている。なぜならば、自分の傾倒が今は他の多くの物事へと向かっているからだ。
そして、私はそれに身を投じてきたし、パートナーや投資家たちに約束してきたのだ。
私の義務は、サルフォード・シティFC(ユナイテッドOBらが経営するアマチュアクラブ)をフットボールリーグに引き上げること。そして、経営しているホテル・フットボールを国際的に広げていくことだ。
また、マイケル・オヘアとともに高級レストランを広げることもだ。我々は来月それについての契約を行う予定だ。
さらなる私の義務は、セント・マイケル(ギグスとともに進めている建築計画)を今後4年で進めていくことだ。マンチェスターにおいて最高の開発になると信じている。
私は今短期的にコーチングに戻ることは出来ない。今後5年間はね。そして本音を言えば、それはしたくない。したくないんだ。
もはやサッカーのコーチになることはないかもしれない。しかし、それは損失ではないんだ。いくらかの人々はそう思うかもしれないが、一概に言って、その事実は私にとって損失ではない」