昨季終盤にドーピング疑惑が持ち上がり、一時的に出場停止処分を課せられてしまったフランス代表DFママドゥ・サコ。
それはすでに無実であったことが明らかになっているが、今季に入ってもプレシーズンでの問題行動によって追放されており、今季に入っても出場機会は与えられていない。
その理由は夏のマーケットでローン移籍を拒否したことから序列が下がってしまったためであるとも言われているが、ともかく代表でもレギュラーを狙っていたサコにとっては危機的な状況に陥ってしまった。
彼は金曜日の夜に自身のSNSで以下のように語り、クロップ監督に起用されない状況はおかしいと訴えた。
ママドゥ・サコ
「この三週間、僕は試合ができるほどフィットしている。全てのリハビリは終了した。セカンドチームでプレーする必要はないんだ。なぜか?わからないよ」
「僕はまだ話していない。なぜなら、ピッチの上で話したいからだ。僕をサポートしてくれた人々にはすぐ話すだろう。そして、この状況は理解できない。
家族とともにリヴァプールで人生を過ごせることに満足を感じている。すぐにプレーをし、自分のすべてを尽くせることを願うよ。いつもそうやってきたようにね。
「僕は自分の状況を受け入れるが、ウソを受け入れることは出来ない。ファンは真実を知る権利がある」
ハル・シティ戦で5-1と勝利を収めたリヴァプールのユルゲン・クロップ監督は、記者会見でこの件について質問を受けると、「語るべきタイミングではない」と言いながらもサコに苦言を呈した。
ユルゲン・クロップ
「誰かが教えてくれたよ。今朝、私が知るべき何かがあったと。試合の日にこのようなことを考えるのは、全く不適当なムードだね。
しかし、それについて話すには、今夜は正しいタイミングではないね。
なぜなら、何かについて考えることは、人生においておおよそ意味を成すことだと思うからね。そうすれば、より正常な答えを弾き出すことが出来るだろう。
前向きなことではない。そうは言えるね。正しい時間にその状況へ対処しようと思う。そして、それがいつなのかは決めていない。クリスマスではないだろうけどね」