9日、欧州サッカー連盟は「リヴァプールのフランス代表DFママドゥ・サコにかけられていたドーピング疑惑について、すべての訴えが却下された」と報じた。
昨季終盤戦で薬物検査に引っかかり、試合に出場できない状況となっていたママドゥ・サコ。減量を促すサプリメントを摂取したことによってマンチェスター・ユナイテッド戦の後にドーピング陽性反応を示していた。
その影響もあってヨーロッパリーグ決勝を逃し、EURO2016のメンバーからも外れ、苦しい状況に陥った。
しかしその後サコ側の訴えが認められ、最終的にはUEFAがそのすべての処分を取り下げることを発表。EURO2016の決勝を2日後に控えた段階で、ようやく疑惑から解放された。
長く続いた戦いを乗り越えたサコは自身の『Instagram』に以下のように投稿し、支えてくれた人々に感謝を伝えた。
ママドゥ・サコ
「最終的に、真実というのは出てくるものだよ。
これを乗り越えられると信じていた。そして、とりわけ僕を信じて、助けてくれた人々に感謝を伝えることは重要だ。この厳しい2か月半の間にね。
僕には常に『YNWA』(You'll Never walk alone)があった。皆のため、これからも常にピッチで全力を尽くしていくよ。
また、僕は素晴らしい戦いをしているフランス代表の仲間たちにお祝いを言いたい!
君たちは我々に夢を見せてくれている。ドキドキしているよ!アレ、ブルーズ、アレ、フランス!」