チェコの名門スパルタ・プラハ。

ここ2シーズンはヴィクトリア・プルゼニに覇権を奪われているが、1部リーグの優勝回数は国内最多の12回をマークしている。

今季はUEFAヨーロッパリーグにも出場しており、インテルやトッテナムと同じグループKに所属。この夏、チームには15シーズンぶりにトマーシュ・ロシツキーが復帰したことも話題となった。

そんなスパルタ・プラハは先週末、リーグ戦でスラヴィア・プラハに0-2と敗れた。

これにより公式戦では4試合連続未勝利となり、ズデニェク・シュチャスニ監督が退任となっている。

2015年4月に就任し、昨季はUEFAヨーロッパリーグでチームをベスト8に導いたシュチャスニ監督。

シーズン序盤での退任にこれからチームは新たな指揮官を探すことになったのだが、暫定監督としてスタニスラフ・ヘイカル、ダヴィド・ドヴ、ズデニェク・スヴォボダの3名を指名した。

サッカーの世界では、“二頭体制”を採用するチームが少数ながらある。

2013-14シーズン、レヴァークーゼンはサミ・ヒューピアとサーシャ・レヴァンドフスキの2人が指揮官となっており、またこの夏行われたEURO2016で快進撃を果たしたアイスランド代表の監督は、ラーシュ・ラガーベックとヘイミル・ハルグリムソンの二名であった。

しかし、3名の指導者が監督になるのは世界的に見てもかなり珍しいはず…。暫定監督とは言え、ちょっと動向に注目してみたい感じだ。

スパルタ・プラハは29日、ELでインテルと対戦する。

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