『La Lazio Siamo Noi』は「ラツィオに所属しているDFシュテファン・ラドゥは、虫刺されの治療が原因で出場できなかった」と報じた。
開幕戦を怪我でスキップしたものの、その後の5試合で全てフル出場していたラドゥ。ペスカーラ戦ではゴールも決めていた。
しかし1日に行われたウディネーゼ戦ではベルギー代表のジョルダン・ルカクが起用されることになり、ラドゥはベンチにも入らなかった。
ファンにとっては非常に疑問を抱かざるを得ない選択ではあったが、その原因はなんと「虫刺され」であったという。
ただ、それがあまりに酷かったというわけではない。その治療にコルチゾン(副腎皮質ホルモン剤)を使ってしまったことによって、ドーピングに引っかかる恐れが出てしまったのだ。
その時点ではすでにキックオフまで時間がなく、もし検出されてしまえば2年間の出場停止になる可能性がある。
そこでラツィオは急遽ラドゥをメンバーから外し、ジョルダン・ルカクをスタメンで起用することになったというのだ。
結果的に試合は0-3でアウェイのラツィオが大勝を収めることに成功し、ウディネーゼのイアキーニ監督を解任に追いやっている。
もしこのままチームがルカクのままで行くことを決断したら、なんともラドゥにとっては不運な出来事である・・・。