『Gazzetta dello Sport』は「イタリア・セリエAのラツィオは、シーズンチケットの売上が伸びずに苦しんでいる」と報じた。

先日マルセロ・ビエルサ監督の招聘が決定したものの、そのあとわずか2日間で辞任されてしまうという不測の事態に陥ったラツィオ。

昨季終盤にチームを率いたシモーネ・インザーギ氏を再び監督に据えることを決定し、新たなシーズンへの準備をスタートさせている。

しかしながら、中心選手のアントニオ・カンドレーヴァやケイタ・バルデ・ディアオは退団の可能性が高くなっており、さらに体制の混乱から補強も進んでいない。

それに対して明確な反応を見せたのはラツィオを愛するファンたちだった。

夏のキャンプを行っている美しい村ベッルーノには、チームやロティート会長を批判するような落書きが残されている。特に選手や監督が宿泊しているホテルは顕著であるとのこと。

さらに、開幕まで1ヶ月あまりという状況でありながら、これまで販売されたシーズンチケットはなんと11枚だけであるという。

7万人を収容できるスタディオ・オリンピコを本拠地とするラツィオは、昨季1万1000枚というシーズンチケットの売上を記録したが、これも歴史上では最低クラスだった。

現段階ではそれと比べても1000分の1という売り上げ。オリンピコの収容人数から考えれば、わずか0.00016%である・・・。

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