『朝鮮日報』など各メディアは、「Kリーグ・チャレンジの江原FCは、背任や横領の疑いがある従業員の捜査を依頼した」と報じた。

かつて日本からも大橋正博や島田裕介が移籍したことで知られている江原FC。2013年に降格してからは2部でプレーしている。

経済的に難しい時代が長かったものの、今年3月に元ネクセン・ヒーローズ(野球)の団長であったチョ・テリョン氏が代表となり、それ以降急速に不透明であった経営面の改革を進めている。

その一環として9年間の会計資料を調査したところ、支出の金額表記に誤りがあるか、あるいは明確でない書類が発見された。

また、過去の給与やボーナスの支払いに関する書類でも、実際に動いた額と書類の記載に相違があることがわかっている。

さらに、過去の外国人選手の獲得に関して、メディカルチェックの不履行や給与の不適切処理などもあったと考えられている。

スポーツマーケティングの専門家として活躍してきたチョ・テリョン氏は、長らく下位クラブとして定着している江原FCを強豪クラブに成長させることが出来るだろうか?

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