7日、リーガ・エスパニョーラのレアル・マドリーは公式サイトで2015-16シーズンの経営状況を発表した。

その結果は以下の通りとなっている。

  • 収益:6億2010万ユーロ(およそ696.9億円)
  • 償却前利益:1億6300万ユーロ(およそ183.2億円)
  • 税引前当期利益:4330万ユーロ(およそ48.7億円)
  • 当期純利益:3030万ユーロ(およそ34.1億円)
  • 純資産(6月30日時点):4億4220万ユーロ(およそ497億円)
  • 当座資産(6月30日時点):2億1100万ユーロ(およそ237.1億円)
  • 純負債:-1310万ユーロ(およそ-14.7億円)

収入は昨年から7.4%アップして6億2000万ユーロを突破。これはマンチェスター・ユナイテッドの5億7000万ユーロ(およそ640.6億円)を超えるものである。

ライバルであるバルセロナは6億7900万ユーロ(およそ763.1億円)を計上しているが、これは選手の売却による6700万ユーロ(およそ75.3億円)が含まれているものであり、商業的な収益では上回る。

昨季から最も大きく膨らんでいるのは当座資産で、1年間で実に1億260万ユーロ(およそ115.3億円)が加わり、2倍以上の価値になっている。

同時に9580万ユーロ(およそ107.7億円)あった純負債は返済されており、現在のレアル・マドリーがかなり良い経営状況にあることを表していると言えるだろう。

なお、レアル・マドリーは10月23日に株主に向けた通常総会を行うことを決定している。

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