サッカー史において「スーパーゴール」と呼ばれるものはいくつも誕生してきたが、その中でも別格の扱いを受ける得点がある。
今回は世界のサッカーを網羅するQoly編集部が、サッカー史に残る「究極の超スーパーゴール」を10個セレクトする。
選出の基準は、「再現不可能」かどうか。
驚異的な個人プレー、あるいは傑出したチームプレーのどちらでも構わないが、「こんなゴールは二度と生まれないだろう」というものをそれぞれ選んでもらった。
それでは早速見ていこう。
1. ダビド・シルバ(スペイン代表)
試合日:2010年6月8日
試合情報:国際親善試合 スペイン代表 対 ポーランド代表
試合結果:6-0(シルバのゴールは2点目)
コメント:2000年代終盤から、世界最強の名を欲しいままにしたスペイン代表。卓越したポゼッションサッカーは世界に衝撃を与えたが、ポーランド戦で決めたゴールは「究極」と呼ぶに相応しい一撃だろう。チャビ、イニエスタ、シルバの3人はまるでテレパシーで感じ合っているかのようなコンビネーションでパスを繋ぎ、最終的にはGKを含む8人の選手を突破してみせた。最後の方はポーランドの選手も足を止めており、「もはや打つ手なしと」いった感じがこのゴールの格を上げている。ちなみに、この試合は2010年ワールドカップ前に行われた最後のテストマッチである。
選出者:編集部S