月曜日に行われたジブラルタル対ベルギーの試合において、好調のFWクリスティアン・ベンテケが大きな記録を叩き出した。
それが達成されたのは試合開始直後だ。ジブラルタルがキックオフからパスを回そうとしたところで、ベンテケがそれをカット。そのままドリブルで仕掛け、左足でゴールに決めたのだ。
ネットが揺れたのは試合開始からわずか8.1秒(UEFA公式の記録)。
これは、ワールドカップの予選&本戦において記録されたゴールの中で、最も早い時間に決まったものだったのだ。
これまでの記録は1993年、サンマリノのFWダヴィデ・グアルティエーリがイングランド戦で決めた8.3秒であった。
ベンテケはそれを0.2秒更新し、ワールドカップ予選の輝かしい歴史に名を残した。ベルギーはこれを含めて6点を決め、勝利を手にすることに成功している。
なお、国際試合の最速記録は2013年にドイツ代表FWルーカス・ポドルスキがエクアドル戦で決めた6秒。
UEFAチャンピオンズリーグでは2007年にロイ・マカーイがレアル・マドリー戦で決めた10.12秒。ヨーロッパリーグでは先日スロヴァン・リベレツのヤン・シコラが決めた10.69秒が最速である。