『The SUN』は「元スペイン代表MFチャビ・エルナンデスは、ヘンリク・ラーションの契約には疑念があったと話した」と報じた。
2004年にセルティックからバルセロナへと移籍し、スペインでも活躍を見せたラーション。契約された際にはもう32歳になっていた。
しかしスーパーサブとして大きな貢献をし、チャンピオンズリーグ優勝にも導くなど結果を残した。2年の契約を終えた後、母国であるスウェーデンへと戻っている。
当時バルセロナの中心的な存在だったチャビ・エルナンデスは、彼が獲得されると聞いた時には、その選択に疑念を抱いていたという。
チャビ・エルナンデス
「私がヘンリク・ラーションの何を知っていたかと言えば、単純にセルティックから来たということだけだったんだ。
契約した時、彼は若い選手でもなかった。しかし、ここへやってきた時にわかったんだ。彼は愛くるしい男で、とてもプロフェッショナルだと。
最初の日からそうだった。彼はドレッシングルームですべての人々に愛されていた。
サッカーの面から言えば、彼は我々を大いに助けてくれた。リーグ優勝に導いた。そして、僕達の世代がチャンピオンズリーグを初めて勝利する中で、彼は大きな“違い”になった。
僕は初めてヘンリク・ラーションと契約すると聞いた時、最初に考えたんだ。
『まあ、この男については様子を見る必要があるな』と。
スコットランドとスペインのリーグに存在するギャップは、とても重大なものだ。しかし、最初の日から彼がやっていた練習での動き、ボックスへの入り方を見て、彼は我々にとって素晴らしい選手になるだろうとわかったんだ。
彼がチームに持ち込んだインパクトはとても重要だった。チャンピオンズリーグの決勝では、彼はアシストをマークし、トロフィー獲得を助けてくれた。
我々にとって重要な存在だったし、サポーターにも仲間にも愛された。ファンはいつも叫んでいたよ。『ラーション、ラーション』と。彼らは愛していたんだ」