『Guardian』は「イングランド代表FWウェイン・ルーニーは、国際試合から引退することはないと語った」と報じた。
先日行われたマルタとの試合においてイングランド代表での出場数を117に伸ばしたルーニー。
しかしマンチェスター・ユナイテッドでの立場は難しいものになっており、さらにサウスゲイト監督は11日のスロベニア戦でスタメン起用せず。
レジェンドであるアラン・シアラー氏などはコラムで「ルーニーは代表引退すべき」と語るなど、ルーニーが置かれた状況を危ぶむ声も多くなっている。
しかしルーニー本人は試合前の記者会見で以下のように話し、自分はロシアワールドカップまで引退をすることはないと明言していた。
ウェイン・ルーニー
「これは僕が乗り越えなければならないことだ。僕はそれに対処できるだけの懐を持っている。
僕はこの状況から戻ってくることが出来ると信じている。まだ30歳だ。35~36歳の人間ではない。『戻ってこられるのか?』と皆さんが考えているような年齢じゃない。
努力し続ける。そして前にも言ったようにイングランド代表でのプレーを止めることもないし、休暇で数日間ドバイに行くつもりだ。
夏の後、確かに代表から離れるのは簡単な状況だった。『もう十分やった』と言ってね。
しかし、僕はそうではない。多くのものを提供してきたと感じているし、サウスゲイト監督にも明確にした。ロシアW杯まではやるよと。それが自分の求めているものなんだ。
突然前言を翻して『もうプレーしない』と言うつもりはない。僕は次に呼ばれた時に向けて準備をしていくだろう。
30歳のライアン・ギグスは、18歳の頃と同じ選手ではなかった。しかし、彼は40歳までプレーしていた。
それは大きな手本になる。選手は再評価され、前に進んでいくために最高の手段を見出すことが出来る。それは僕にも起こることだ。
20歳の頃のようにナイーブにはなっていない。これを理解している。僕もあの頃から大きな違いがあるが、まだチームを後押しできるだけのクオリティを持っていると思う。
難しい状況にあることは否定しない。しかし、僕は正しい態度を見せなければならない。前向きになろうとし、チームメイトを助けられるようにね」