まずは札幌ドームと同じように、天然芝のピッチを平常時は屋外に出し、試合のときだけ屋内へ移動させるタイプ。
これはシャルケ04のフェルティンス・アレーナ(アレーナ・アウフシャルケ)やフィテッセのヘルレドームなどが該当する。奇遇にも両方とも現在日本人選手(内田篤人と太田宏介)が所属しているチームだ。
ただ、照明を使った芝生の生育技術が進んだこともあってか、ピッチ移動型は最近あまり見かけなくなってしまった。
欧米のスタジアムでは頻繁に見かけるようになった天然芝用の照明。
日本でも、鹿島アントラーズのホーム、カシマサッカースタジアムにおいて天然芝の生長促進用LEDシステム「BRIGHTURF」(ソニービジネスソリューション)が今年度から導入されている。