17日、イタリア・セリエAのインテルは、公式サイトでアルゼンチン代表FWマウロ・イカルディの謝罪文を掲載した。
Comunicato ufficiale di F.C. Internazionale: https://t.co/SaLXiDkWng #FCIM pic.twitter.com/5ADcf6lmd3
— F.C. Internazionale (@Inter) 2016年10月17日
先日から大きな話題になっているイカルディの自伝での記述。2015年2月1日のサッスオーロ戦終了後に発生したサポーターとの衝突をめぐるものだ。
イカルディは、「子供のために投げたユニフォームをウルトラス側が奪ったことで衝突し、ドレッシングルームでは英雄として迎えられた」と書いていた。
それに対してインテルのウルトラスは「そんな事実はない」として批判し、イカルディのキャプテンマークを剥奪すべきだと訴えたのだった。
先日行われたカリアリ戦でインテルは2-1と敗れ、イカルディもPKを失敗。ファンは「キャプテンを剥奪しろ」というバナーを出すとともに、イカルディに「ピエロ」という言葉を浴びせた。
それを受けてイカルディは公式サイトに謝罪文を掲載。この数日の問題について弁解し、自伝の記述を削除しようとしていることを明かした。
マウロ・イカルディ
「この数日間で起こったものは、インテルで過ごしてきた時間の中で悲しい出来事になった。
それは急いで書かれた僕の本から起こったものだ。そのページは適切ではなかったし、これらに巻き込まれたインテルのファンに謝りたい」
しかし丁寧に謝罪を行ったマウロ・イカルディとは反対に、妻で代理人のワンダ・ナラは『FOX Sport』に対して以下のように話したという。
ワンダ・ナラ
「真実を言えば、ファンはマウロを愛しており、彼に対する大きな愛を持っているということ。
問題は解決された。そこには翻訳の誤解があった。昨晩は何も起こっていないわ。誰も我々を攻撃しなかったし、家に帰るときも何の問題もなかった。
キャプテンマーク?それはマウロのものよ。議論の余地なんてないわ。そのテーマは議論の対象にない」