史上初のFIFA U-17女子ワールドカップ連覇に挑んだ、U-17サッカー日本女子代表。

グループリーグから5戦全勝(19得点2失点!)で決勝まで勝ち進んだ「リトルなでしこ」たちが、北朝鮮との決戦に臨んだ。

ポゼッション6割、シュート29本と相手を圧倒し続けたリトルなでしこだったが、ゴールだけが奪えず…。スコアレスのまま90分間を経過した一戦は、PK戦へと突入(延長戦はなし)。1人が失敗した日本に対し、北朝鮮は全員が成功させ勝負は決した。

今大会で圧巻の強さを見せてきたリトルなでしこだったが、優勝にはあと一歩及ばず多くの選手が涙に暮れていた。キャプテンとしてチームを牽引したMF長野風花(浦和レッズレディース)も涙を浮かべつつ、90分で試合を決められなかった点を「まだ甘かった」などとコメント。それでも、「皆とやってこれてよかったです」と締めくくっていた。

準優勝となった日本代表だが、今大会のフェアプレー賞を受賞したほか、長野風花がadidas GOLDEN BALL賞を授与されている。

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