ユルゲン・クロップ
(ローン移籍を積極的に使っていたアプローチを変化させたね?)
「これは良いことだ。数ヶ月前、我々はセカンドチームについての物事を変化させるべきだと話していた。
多くの選手がここに残る必要があった。そして、本当に良いチームの中でともにプレーするべきだった。そして結果を得て、ゴールを決めて、試合に勝つ。さらに、様々な瞬間でともに練習をする。
他の選択肢としては、17~18歳からローンに出すというものもある。そういう選手も数名いる。その決断はスカッドとしてのものだ。
例えば、ライアン・ケント(バーンズリーへ)だ、彼はファーストチームに近い選手だ。U-23チームには過ぎた選手なのだ。
我々は彼にローン移籍をさせることができた。そして、それができる人物であるように見えた。それは彼個々の決断であり、他の数名にとっても同じだ。
多くの選手をここに留めておくこと、そしてともにプレーすることは、我々の真剣な決断だった。彼らは本当によくやっている」
(U-23チームはいい結果を残しているね?)
「彼らがどれだけ改善しているかというのを見られるのは良いことだね。しばしばプレーできない選手たちにとってもだ。なぜなら、あのスカッドはかなり強いからね。全員が自信を持っている」
「『リヴァプールのトップチームに十分ではない』選手について決断をしなければならないとき、彼らが他のチーム、あるいは2部のチームなら求められるかも知れない。
それは我々がやらなければならないものであり、彼らにチャンスを与えなければいけない。
彼らはまだしばらくこの状況を経験しなければならないし、忍耐が必要だ。彼らは多くの人目に晒されていない時間を利用することができる。要求は多くないし、そのステップは見られている。
うまく行けば、我々は数名にチャンスを与えられる。赤いシャツを着てアンフィールドに行けるチャンスをね。それが我々皆の夢なのだ」
誰も補強したくない…クロップ監督が熱く語る「アカデミーの夢」
Text by 石井彰(編集部)
カズに憧れて全身赤のスーツを買ったことで校内一の人気者になったが、中身が伴わず一発屋で終わったというエピソードを持つ島根県出身のエディター。その影響か赤いチームを好み、ヴァランシエンヌ、レイションエス、ノッティンガム・フォレストなどを応援している。
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