Jクラブのコアサポーターにとって、スタジアムの雰囲気をいかにして良いものするかというのは大きな課題であろう。
特にメインスタンドやバックスタンドの観客に対して、どのようにチャントを歌ってもらうかというのは難しいミッションである。
そんななか、プレミアリーグのハル・シティがそのヒントになりそうな工夫を取り入れていたのでご紹介。
The Etihad could do with getting some of those Hull City advertising boards out. pic.twitter.com/64YyvRtAYA
— Coral (@Coral) 2016年10月23日
こちらは、ハル・シティのホームであるKCスタジアムで撮影されたという写真。
KCスタジアムの広告ボードにはLEDパネルが採用されているのだが、ピッチ側だけでなく観客席側にもパネルが設置されている。
そして、スタジアムで流れている選手のチャントの歌詞がリアルタイムに表示される仕掛けとなっているようだ。
スタジアムを訪れるライトな観客は、会場で流れている応援歌の歌詞が分からないという状況に遭遇する。
KCスタジアムではそうした現状を解決するため、このようにして一人でも多くの人がチャントを歌うことができるようにしたのだという。リアルタイムに情報を流すことができるLEDパネルとの相性もバッチリだ。
映像で見るとこんな感じ。
JリーグのほとんどのスタジアムではLEDパネルがピッチ側にしか設置されていおらず、その用途は広告的なもののみとなっている。
スタジアムの雰囲気作りに悩んでいるチームは、参考にしてみてもおもしろいだろう。