『ESPN』など各メディアは「マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督は、ヤヤ・トゥレを試合に使いたいと話した」と報じた。
今夏マンチェスター・シティでの大きな話題の一つとなったグアルディオラvsヤヤ・トゥレの代理人ディミトリ・セルクの対立。
当初から対決姿勢を露わにしていたセルク氏は挑発的な言動を繰り返し、グアルディオラ監督はそれに耐えかねて「謝罪があるまでヤヤ・トゥレを起用しない」と宣言した。
週半ばに控えているマンチェスター・ユナイテッドとのダービーマッチを前にした会見に臨んだグアルディオラ氏は以下のように話し、本音を言えばヤヤ・トゥレは使いたいと語ったという。
ジョゼップ・グアルディオラ
「みんな知っているだろう。ヤヤ・トゥレの状況は。
私はヤヤを試合に使いたい。信じて欲しい。私はそうしたいのだ。しかし、状況はわかっているだろう?」
「バルセロナやバイエルン・ミュンヘンでチャンピオンズリーグを戦った時、マンチェスター・ユナイテッドやアーセナル、その他のチームと戦ってきた。だから、それがどれだけ難しいことかは知っている。
私はまだ学んでいる最中だ。できるだけ早く学習したい。プレミアリーグのことだけでなく、自分のチームのことも。
10試合に勝ったとき、私の感覚は『我々は試合に勝つために多くの努力をしなければならない』ということだった。
私はその時言った。まだプレミアリーグを勝つには充分でないと。タフな試合を制してこそ優勝できる。しかし、同時に多くのエネルギーを費やすことなく多くの試合に勝たなければならない。
それはできなかったし、なぜ私が学習の途中といえる理由でもある。申し訳ない。時間をくれ。
私はまだプロセスの途中だ。勝てない時のチームの反応についても学んでいる。人格的、精神的にね。多くの、多くの物事をだ。
それが可能だと確信している。あるいはそうではないかもしれないが、どちらにしろもっと時間が必要だ」