『Gazzetta dello Sport』は、今季バイエルン・ミュンヘンからユヴェントスに移籍したモロッコ代表DFメフディ・ベナティアのインタビューを掲載した。
2014年にローマからバイエルンへ移籍したが、ペップ・グアルディオラ監督のチームでポジションを掴むことが出来ず、苦しい2年間を過ごした。
彼はバイエルン時代のこと、グアルディオラとアッレグリとの違いなどについて語り、ACミランからの誘いも実際にあったことを明かしている。
メフディ・ベナティア
「彼らはよりアグレッシブに、そしてボールを持ってプレーしたがる。気質という点で、両監督(アッレグリとグアルディオラ)は違っている。
アッレグリ監督はより選手と近い関係にある。グアルディオラはコミュニケーションを取らない。彼はそれを僕に説明したことがある。
バルセロナにいた時、数名の選手との関係で残念なことがあったというんだ。したがって、彼は僕に言った。
『私は自分の仕事をする――コーチとしての、ね』と」
(バイエルンではグアルディオラの下でプレーしたが、イタリアに戻ってきたね)
「すべてが懐かしかったね。あのリーグ、あの環境、そして生き方。毎朝カプチーノとガゼッタで一日を始める。それが幸せだ。
僕は賢くなったよ。ローマにいた時よりね。バイエルン・ミュンヘンで多くのことを学んできた」
(ミランからの誘いはあった?)
「モンテッラが数回電話をかけてきたよ。彼は中国の買収を待っていたんだ。素晴らしい人だったが、その後ユヴェントスからの誘いがあったんだ。
アッレグリは『同じレベルの4名のDFが欲しい。全てを勝ち取りたいからだ』と言っていた。従って、僕はここにいる。
6連覇は素晴らしいことになるだろう。誰も達成したことがないものだし、伝説を作れる。しかし、今年来た選手――特にイグアインは、チャンピオンズリーグを欲しがっている」