ユヴェントスに所属するDFパトリス・エヴラがInstagram上に投稿したムービーが話題だ。
そこに写っていたのは、パンダの着ぐるみを着て不思議なダンスを踊るエヴラの様子。
ハロウィーンにしては少々早く、おちゃらけにしてはやや手が込みすぎている。エヴラは一体何を伝えようとしたのだろうか?
実はこれ、エヴラが考えた人種差別に反対するメッセージなのだ。
映像の最後でエヴラは被りものを脱ぎ、こんなことを話している。
パンダのようになろう!
パンダは色が黒くもあり、白くもある。
生まれはアジアで、丸々と太ってもいる。
そして、愛で溢れている。
私はこのゲームが好きだ。
人種差別にノーを
「パンダは様々な特徴を持っている」という前提に立ち、人間世界でもそうした多様性を認めていこうというエヴラなりのメッセージだ。
人種差別という難しい問題に、コミカルかつユーモアある手法で訴えかけたエヴラ。プロサッカー選手として規範になるべき行動である。