酒井宏樹の所属するマルセイユはアンドニ・スビサレータを新しいスポーツ・ディレクターに任命したと発表した。

かつてスペイン代表の守護神として活躍したスビサレータは、バルセロナでも同職にあった人物だ。バルサを退団後は、テレビ解説者を務めていた彼とマルセイユは3年間の契約を結んだという。

近年は資金不足に苦しんできたマルセイユだが、アメリカ人実業家フランク・マコート氏による買収後は精力的な動きを見せている。新監督にルディ・ガルシアを招聘したのに続き、今後はスビサレータをSDに招き入れた形だ。

『as』によれば、セビージャの辣腕SDモンチの引き抜きも狙っていたという。そして、スビサレータには来季2億ユーロ(230億円)もの補強費が与えられるそう。

今季は資金不足によりステーヴ・マンダンダ、ミシ・バチュアイら主力が退団した一方、獲得できたのはフリートランスファーの選手やレンタル組が多かった。それから一転して来季は大型補強ということになるのだろうか。

フランク・マコート

「一番の目標はリーグアン優勝だ。2番目はより多くのタイトルを勝ち取ること。そして、3番目がチャンピオンズリーグ制覇だ。この順番でやり遂げなくてはならない」

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