対戦相手が強い

今季もトッテナム戦、マンチェスター・ユナイテッド戦、そしてPSG戦がインターナショナルマッチウィークを挟んで連続しているアーセナル。

一般的に、これまで11月のアーセナルの試合は難しい相手と戦わざるをえない状況になっていた。

彼らは別に11月の試合で弱い相手にも圧倒的に負けていたわけではない。主要なライバルと考えられない相手だけと戦ってきた2011年は、2.33ポイントを獲得している。

不吉なことに、今季は上記のように3試合がかなりのビッグマッチである。

キーとなる試合が多い

11月というのは、アーセナルにとって勝っておきたい試合がいつも入ってくるのだ。それはチャンピオンズリーグでだ。それが更にヴェンゲルのターンオーバー能力を削いでいる。

一時的に欧州での戦いを優先した結果、しばしばリーグでは不甲斐ないプレーを見せることがあったここ数シーズン。

チャンピオンズリーグの試合の後に戦ったプレミアリーグは、実際に非常に勝率が悪い。

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