3日に行われたJ1セカンドステージの第17節。
全9試合のうち8会場でアウェイチームが勝利するという波乱に満ちた結果となったが、なかでも衝撃だったのは等々力陸上競技場で行われた川崎フロンターレ対ガンバ大阪戦だ。
年間順位で2位につけていた川崎はこのゲームで6分と18分にそれぞれゴールを奪い、早々に2点のリードを手にする。
1位につけていた浦和レッズの試合が0-0で進んでいたことから暫定で川崎が首位に立ち、年間1位の座を確かなものにするかと思われた。
しかし川崎は後半一気に崩れ、まさかの3失点。レギュラーシーズンにおけるホーム最終戦で屈辱の逆転負けを喫し、年間1位の夢も潰えたのだ。
一方、年間順位5位でこの日のゲームを迎えていたガンバ大阪。
2-0とリードされた65分時点での暫定の順位表はこうなっていた。
1 位:浦和レッズ
勝ち点: 74
60 得点 27 失点
得失点差: 33
2 位:川崎フロンターレ
勝ち点: 75
68 得点 36 失点
得失点差: 32
3 位:鹿島アントラーズ
勝ち点: 59
53 得点 34 失点
得失点差: 19
4 位:大宮アルディージャ
勝ち点: 56
41 得点 36 失点
得失点差: 5
5 位:サンフレッチェ広島
勝ち点: 55
58 得点 40 失点
得失点差: 18
6 位:ヴィッセル神戸
勝ち点: 55
56 得点 43 失点
得失点差: 13
7 位:ガンバ大阪
勝ち点: 55
50 得点 42 失点
得失点差: 8
G大阪が足踏みするなか、他会場では6位サンフレッチェ広島と7位ヴィッセル神戸がそれぞれリードし、5位と6位に順位をアップ。
G大阪は7位に順位を下げていたのだが65分に藤春廣輝が、 66分に井手口陽介が立て続けにゴール!
この結果、わずか「1分」にして順位は7位から4位にジャンプアップ。結局アデミウソンが逆転をあげ勝ち点を58とし、今季のJリーグを4位で終えたのだった。