世界各地で行われたW杯予選。北中米カリブ海予選では、アメリカが地元でメキシコと相対した。

これまでも幾度となく激闘を繰り広げてきた両者だが、今回は「トランプ」を巡る話題で注目度が増していた。

アメリカ合衆国の次期大統領に就任することが決まったドナルド・トランプ氏は、不法移民の流入を阻止する壁をメキシコとの国境沿いに建設し、その費用はメキシコ側に負担させると選挙キャンペーン中に述べていたのだ。また、NAFTA(北米自由貿易協定)の見直しにも言及。

そんななか、オハイオ州コロンバスで行われた今回の対決では試合前に両チームの選手が仲良く写真撮影をする場面も。

だが、やはりというべきか…。終了間際にいさかいが起きてしまった。

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この乱闘沙汰によりメキシコ代表DFカルロス・サルセドに2枚目のイエローカードが提示され、彼は退場になっている。

なお、試合はメキシコが2-1で勝利。

フアン・オソリオ監督(コロンビア人)は「これはメキシコ代表にとって大きな大きな勝利だ。私個人にとってはさらにね。嬉しいよ。この喜びをメキシコの人々と分かち合いたい」などとその喜びを口にしていた。

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