世界的に注目を集めたアメリカの大統領選挙。
接戦の末ドナルド・トランプ氏が過半数の票を獲得し、第45代アメリカ大統領に就任することが決定した。
A look at the major foreign policy challenges facing President-elect Donald Trump, including ISIS and climate change https://t.co/GdgrUuAp6N pic.twitter.com/JVw5bk5Sr4
— ABC News (@ABC) 2016年11月9日
過激な言動から、これまで数々の大胆な政策を打ち出してきたトランプ氏。日本だけでなく世界中が何かしらの影響を受けると予想されているが、英国『BBC』がサッカーに関する話題を伝えていた。
アメリカといえば、2026年ワールドカップの有力な開催地候補と見られている。
FIFAはワールドカップの拡大案を掲げており、これにより出場国数は現状の32から40、あるいは48にまで増える可能性がある。
その場合、ワールドカップの開催に多くの大型スタジアムが必要であり、ファシリティの面でアメリカが優位とされているのだ。また、CONCACAFのビクター・モンタグリアーニ会長はカナダやメキシコとの共催も示唆している。
しかしトランプ氏はメキシコからの不法移民を防ぐため、国境地帯に壁を建設すると選挙活動中から主張している。
仮にこの政策が実現すれば、ワールドカップの招致に大きな問題になるはずだと伝えている。そのため、共催ということであればメキシコではなくカナダとの方が現実的であるとのことだ。
ちなみに、アメリカは11日にワールドカップ予選でメキシコと対戦する予定である。