ついにあのフィリピンの新たな大統領ロドリゴ・ドゥテルテが日本へとやってきた。
ダバオ市長を務めていたころからの超法規的殺人、強権的な規制、そして歯に衣着せぬ言動で話題となった男が、安倍首相と会談する他、天皇陛下とも会見するという。
アメリカでもあのドナルド・トランプが大統領選挙に臨んでおり、世界的に「暴君」と呼ばれる男が話題だ。
もちろん、サッカー界にも権力を利用して強引な手法を使ってきた男がたくさんいる。全くの一部であるがご紹介したい。
ドミトリー・ピーテルマン(ラシン、アラベス)
#ElPufoDeLas12 @partidodelas12 "Dmitry Piterman" Presidente-Entrenador de Alavés, Racing, que vida lleva? pic.twitter.com/LeBEZ9Jvv3
— Adrián Pradilla (@apradillap) 2015年8月26日
ウクライナ出身、アメリカ育ちのビジネスマン。学生時代は三段跳びの選手として鳴らし、その後スペインに渡ってビジネスマンとして一財を築いた男。
リーガ・エスパニョーラにおける暴君会長といえば彼であろう。元サッカー選手でもなく、指導者ライセンスも持っていないにもかかわらず、会長という立場から現場を管理しようとした。
2003年にラシン・サンタンデールの株式を獲得した彼はマネージャーとしてベンチ入りするなど指導者への欲望を示したが、他の株主との関係が悪化し退任を余儀なくされた。
そして2004年にはアラベスの株式を買い取り会長に。自分の命令に従わなかった監督を解雇、選手やスタッフを脅迫するなどの暴君ぶりを発揮し、最終的に裁判沙汰になっている。