8日、『BBC』は「ハル・シティの株式売却交渉が破談に終わった」と報じた。
今夏大きな危機に見舞われたことで話題になったハル・シティ。プレミアリーグに昇格したものの、補強が遅れたことによって開幕時に選手が足りなくなっていたのだ。
王者レスター、開幕戦の相手がヤバい https://t.co/QyR2zay90V pic.twitter.com/mE7VLy9J8H
— Qoly.jp(コリー) (@Qoly_jp) 2016年8月13日
そんな状況の中で開幕戦はレスターにかろうじて勝利を収め、移籍期限ギリギリに3名の選手を立て続けに獲得。
さらに8月末にはアシーム・アラム会長が「中国と香港のグループにクラブを売却する」と発表。監督も暫定的にマイク・フェランが率いている状況の中、ついに方針が決まった。
決してイングランドで中国が歓迎されているわけではないのだが、改名騒動などでファンの支持を完全に失っていたアラムがクラブを手放すことに、人々は喜びを見せた。その経緯については下の記事に詳しい。
[Qoly] ついにハル・シティも中国資本に…ビッグクラブ化はある? https://t.co/0B2uYA8oJb
— Qoly.jp(コリー) (@Qoly_jp) 2016年8月28日
ところが、その交渉は最終的に破談に終わったという。その理由は、FAによって買収に動いていた人物の信頼性が乏しいと判断されたからであるという。
ほぼ決まったと考えられていた買収交渉が壊れてしまったハル・シティ。アシーム・アラム会長の心がクラブから離れて行くなか、なかなか今後が見通せない状況となっている。