『Times』は「イングランド代表の暫定監督を務めているギャレス・サウスゲイト氏は、正式に契約を結ぶにあたっての問題を持っている」と報じた。

『Telegraph』のおとり取材に引っかかった前監督のサム・アラダイスが解任され、暫定的にその後を引き継いだのがU-21を率いていたギャレス・サウスゲイトだった。

先月はスロベニアに引き分けてしまったが、今月はスコットランドに3-0と快勝し、スペインを相手に2-2と引き分けた。後者については2点リードから追いつかれたとはいえ、その結果は悪いものではなかった。

イングランドサッカー協会(FA)は彼にフルタイムの代表監督になってもらうというプランを持っているとのことだが、どうやらそこには問題が一つあるようだ。

その原因は、彼の片腕を務めているアシスタントコーチ、スティーブ・ホランドだ。

彼はイングランドU-21代表、イングランドA代表に就任する以前からチェルシーのアシスタントコーチを務めているのである。

チェルシーは、もし彼がイングランドA代表をフルタイムで務めることになっても兼任を認め、クラブでの仕事を続けてほしいという意向を持っている。

その一方で、幾つかのプレミアリーグのクラブは、スティーブ・ホランドが代表にいることによってチェルシーが有利になる(例えば怪我人の情報を早く手に入れられる)と懸念しており、摩擦が発生しているようだ。

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