Jリーグ同様に、スウェーデン1部リーグのアルスヴェンスカンも2016年シーズンが大詰めを迎えている。
あのヘンリク・ラーションが監督を務めるヘルシンボリは、レギュラーシーズンで16チーム中14位と低迷。2部3位のハルムスタードと入れ替えプレーオフに臨んだのだが、最悪の結果が待っていた。
1stレグを1-1で引き分けた後、2ndレグはホームでの一戦となったのだが、まさかまさかの展開となる。
ヘルシンボリは82分に息子ヨーダン・ラーションのゴールで先制するも、なんと87分と90分に立て続けに失点…。土壇場での逆転負けによって、2部降格が決まってしまった。すると激昂したサポーターたちがピッチに乱入するなど、騒然とした雰囲気に。
背番号18がヨーダンなのだが、覆面を被ったサポーターにユニフォームを奪い獲られてしまっていた。
また、父ヘンリクも“戦闘態勢”を見せるなど、一触即発の事態となっていたようだ。
Henke redo att slåss. #helsinborg #henriklarsson pic.twitter.com/sfXgyekwt9
— MensijaDIF (@AroundEven) 2016年11月20日
なんでもヘルシンボリは24年ぶりの2部降格だそう。
『aftonbladet』や『expressen』などによれば、ヘンリクは「彼らのフラストレーションは理解できる」としつつも、覆面フーリガンたちに強い怒りも覚えていたようだ。
「彼らを見つけ出し、スタジアムに2度と足を踏み入れさせないようにしなければ」などとも述べていたという。