23日に行われたUEFAチャンピオンズリーグのグループステージ第5節。

各地で熱戦が繰り広げられたのだが、極寒のロシアで波乱があった。優勝候補の一角であるバイエルンが敵地でロストフに敗れたのである。

試合はドウグラス・コスタのゴールでバイエルンが先制するも、その後逆転され、最終的には3-2でロストフが勝利。バイエルンは先週末のブンデスリーガでドルトムントに敗れていたが、これが今季初めての連敗となった。

一方、バイエルンを破ったロストフは昨シーズンのロシア・プレミア・リーグで2位に入り、今季初めてCLに出場したクラブ。UEFAコンペティションでの実績は皆無と言って等しく、UEFAが発表するクラブランキングでは113位につけている。

決勝ゴールはエクアドル代表MFクリスティアン・ノボアの素晴らしいフリーキック!

さらに「イランのメッシ」の愛称で知られ、今冬リヴァプール移籍も噂されているサルダル・アズムンもバイエルンからゴールを奪っている。

この日のロストフはマイナス4度であったが、サポーターはクラブ史に残る大金星にさぞかし興奮していたはずだ。

なおバイエルンはすでに決勝トーナメント進出を決めているが、CLのグループステージで2敗を喫するのは2009-10シーズン以来7シーズンぶりのことである。

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