コロンビアで現地時間28日夜に発生した飛行機事故はサッカー界に衝撃を与えた。
コパ・スダメリカーナの決勝を戦うためにコロンビアへと向かっていたシャペコエンセの選手やスタッフ、ジャーナリストなどが搭乗していた飛行機が墜落し、77名中71名の死亡が確認された。
その事件に関して話題になったのがパリ・サンジェルマンの動向であった。
幾つかのニュースにおいて、パリ・サンジェルマンがシャペコエンセに対して4000万ユーロ(およそ47.6億円)もの大金を寄付するという報道が行われたのだ。
しかし、それに対して素早く反応したのが、地元メディアの『Le Parisien』。すぐにレポートを行い、パリ・サンジェルマンがその寄付の話を否定したと伝えた。
Le #PSG dément faire un don de 40 M€ à #Chapecoense.
— Le Parisien - PSG (@le_Parisien_PSG) 2016年11月29日
Qolyでも最初の段階でこの話は把握していたが、あの段階では信頼性の高いソースが欠如していた。そういう出処からも話が伝わるというのは、ソーシャルメディアが広まった現代ならではの出来事である。とはいえ、71人もの人が命を落とすことになった事故に関して悪意のあるデマが故意に飛ばされるのは、関係者にとって気持ちのよいことではないはずだ。