Kリーグ・クラシックの仁川ユナイテッドは「DFマテイ・ヨニッチがセレッソ大阪に移籍することが決定した」と公式発表した。
先日前蔚山現代監督のユン・ジョンファン氏を新指揮官に迎えたセレッソ大阪。その直後、同じ韓国からクロアチア人DFの獲得が決定した。
マテイ・ヨニッチは1991年生まれの25歳。クロアチアのユース年代では中心的なセンターバックであった選手で、名門ハイデュク・スプリトのユース出身。
ただ、ハイデュクではなかなかポジションを奪えず、オシエクなどへのローンを経て2015年に退団。韓国に移籍し、仁川ユナイテッドで守備の中心的な存在となった。
今季のKリーグアワードでは、チームは下位に沈んだにもかかわらず2年連続のベストイレブンに選出されるなど、大きな注目を集めた。
彼は今回移籍先を選択するにあたって、仁川の敵になる可能性がある国内ではなく、韓国以外のクラブへと行くことを決め、最終的にセレッソと契約することを望んだという。
なお、セレッソ大阪にはGKキム・ジンヒョンがFCソウルに移籍するのではないかという報道がある。
キム・ジンヒョン自身には移籍したいという希望があるとのことだが、その一方でFCソウルは必要とされる6~7億ウォン(およそ5800~6800万円)の年俸を出すのはかなり難しいのではないかと『スポーツ朝鮮』が伝えている。