『Mediapart』は、「元アルゼンチン代表MFルチョ・ゴンサレスは、adidasからの報酬をパナマのオフショア口座に送金していた」と報じた。

先日からサッカー界で大きな話題の一つになっているのが、『Football Leaks』による選手や代理人の税金逃れ疑惑である。

クリスティアーノ・ロナウドやジョゼ・モウリーニョら代理人ジョルジュ・メンデス氏の顧客にも大きな額の所得隠しがあると伝えられており、今後何らかの捜査が行われると考えられている。

他にもパリ・サンジェルマンに所属しているアンヘル・ディ・マリアにも先日大きな疑惑が持ち上がっており、サッカー界での税金逃れの問題は拡大する一方である。

今回明らかになったのは、アルゼンチン代表の名選手として知られるルチョ・ゴンサレスについての疑惑だ。

記事によれば、彼はマルセイユに所属していた2010~2012年の間、契約していたadidasから3度に渡って5万ユーロ(およそ610万円)の報酬を受け取っているという。

そして、それがタックス・ヘイブン(租税回避地)のパナマに作られたオフショア口座に直接送られているというのだ。

なお、これらの問題に対してadidasは「個々の契約についてコメントすることはできない」と発表しているとのこと。

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