ブライアン・チン
出身地:オアフ島ハレイワ
代表チーム:アメリカ代表(2003-2010、45試合11得点)
現所属:引退
MLSとアメリカ代表で最初のハワイ出身選手として広く知られているのがブライアン・チンだ。
屈強な肉体、接触の恐怖を微塵も感じさせないファイティング・スピリットから“ハワイアン・スーパーマン”などと呼ばれたFWで、サンノゼ・アースクエイクス時代にアメリカサッカー界の伝説ランドン・ドノヴァンと抜群のコンビネーションを発揮し活躍した。
その名の通り彼は中国にもルーツを持っており、中国代表からの問い合わせもあったようだ。しかし2003年にアメリカ代表でデビューし、2度のゴールドカップ出場など45試合11ゴールを記録している。
ボビー・ウッドの登場により「ハワイが生んだ最高のサッカー選手」の座は譲ったかもしれないが、同島のパイオニア的な存在としてこれからも語り継がれていくだろう。