『Le Parisien』は、「クラブ・アフリカンとパリ・サンジェルマンの親善試合において、警備を担当していた警察官が重傷を負った」と報じた。
現在フランス・リーグアンはウインターブレイクの最中。パリ・サンジェルマンは水曜日にチュニジアを訪れ、クラブ・アフリカンとの親善試合を行った。
そこでパリ・サンジェルマンはクリスティアン・エンクンク、アンヘル・ディ・マリア、ジャン=ケヴィン・オーギュスタンのゴールで3-0とし、勝利を収めている。
ところが、この試合中にチュニジアの観客の間で暴動が発生。スタンドから多くのオブジェクトがピッチに投げ込まれることになった。
そして、その中で金属製の棒が警察官に直撃。怪我を負った彼は病院に運ばれることになったという。
勝利を収めたパリ・サンジェルマンにはトロフィーが授与される予定であったが、セキュリティ面の不安から表彰式も中止されることになり、混乱した形で試合は終わった。
エジプトやアルジェリア、モロッコなど北アフリカ諸国ではサッカー場での暴動が頻繁に発生しており、安全上の問題が常に指摘されている。