先週末、バルセロナはラス・パルマスと対戦。
ホームでの試合を5-0と勝利し、今季の総得点をリーグ最多となる「47」に積み上げた。
そんなこのゲームでは、2017年も絶好調のルイス・スアレスが先制点をマーク。右サイドを上手く抜け出したアンドレ・ゴメスのクロスボールに合わせたのだが、その際の「動き」が秀逸であった(「Youtubeで見る」からご覧ください。00:08頃から)。
バルセロナからのパスが通った瞬間、ラス・パルマスの最終ラインは体の向きを変えリトリート。
エリア内で動き出していたルイス・スアレスもゴールへと向かっていたのだが、アンドレ・ゴメスがボールを蹴ろうとする直前、スアレスは足をピタリと止めている。
サッカーをしていると、ついつい足を動かし続けることが正しいかのような錯覚にとらわれるが、FWとしては相手のマークを外すのが最も重要なことである。
ペナルティエリア内で止まることは勇気がいることだが、スアレスを見ていると相手のマークを外すためにいかに重要であるかが窺える。