ミランが生んだ怪物GKジャンルイージ・ドンナルンマ。

今季も素晴らしい活躍で数々のピンチを救っているが、先週末に行われたセリエA第20節のトリノ戦でこんなシーンがあった。

0-2とリードされ迎えた32分、ペナルティエリア内でイニャーツィオ・アバーテがアントニオ・バッレーカを倒し、トリノにPKが与えられた。

失点すれば点差が3点に広がるという絶対的なピンチであったが、ドンナルンマはアデム・リャイッチのキックを止め、この危機を救って見せたのだ。

GKとすれば、PKの際にあえてステイするのは勇気のいる決断だ。よほどリャイッチが蹴るコースに自信を持っていたのだろうか。結局ミランはここから2点を追い上げ、試合は2-2で終了に。ドンナルンマの活躍がなければ、ミランは勝ち点1を失っていた計算だ。

そんなドンナルンマだが、今季はPKの際に傑出した成績を残している。

止める!止める!!止める!!!

ミラン公式によれば今季は12本のPKを経験し、うち6度でこれを阻止しているという(相手の失敗含む)。つまり、阻止率は驚異の50.0%だ!

PKに強いGKといえば、まず思い出されるのはバレンシアのジエゴ・アウヴィス。その阻止率はリーガ通算で45%ほどと異次元だが、ドンナルンマもそれに次ぐ存在となるだろうか。

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