『Guardian』など各メディアは、「リヴァプールのクロアチア代表DFデヤン・ロヴレンは、クラブ公式TVのドキュメンタリーで戦争について話した」と報じた。
現ボスニア・ヘルツェゴヴィナのゼニツァで生まれたロヴレン。その後発生した紛争のためにドイツへと逃れたが、そこで市民権を獲得できなかったため、後にクロアチアへと移住した。
そこで選手として台頭することに成功した彼は、リヨン、サウサンプトンでプレーした後、2014年にリヴァプールへとやってきた。
彼は少年時代の戦争、それに翻弄された人生について話し、今世界中に散らばっている難民を支援してほしいと訴えた。
デヤン・ロヴレン
「大きな都市だったから、ゼニツァは攻撃された。しかし、それは小さな村にも起こった。そこでは最も恐ろしいことが起こったんだ…。
人々が残虐に殺害された。叔父の兄弟は、他の人の目の前で刺された。
叔父がその苦しい経験を話すところを見たことがない。しかし、彼の兄弟は確かに殺されたんだ。家族の一員が」